堺市の脅迫・強要事件|出会い系がもたらした若妻の悲劇

若妻A子が嵌った出会い系の落とし穴

白衣男の勤務先を割り出せ

白衣男の家は判明した。

次は勤務先だ。

相手と戦う時は、情報があればあるほど強くなる。

相手を攻略するのに、詰め方の幅も広がってくる。

悪事を働いた者は、守るものがあればあるほど弱くなる。

守るもの例
・家族(配偶者)
・家族(親)
・家族(子供)
・社会的地位
・社会的名誉
・財産(慰謝料請求額に影響)

民事の法的争いに限るが、要するに・・・

独り身、無職、ド貧乏だと強い。

白衣男の自宅を張り込む

まだ薄暗い、早朝の時間帯から、男の自宅近くで張り込みを行う事とする。

白衣男の家がある、袋小路の出口付近に、いつどこ探偵と、女探偵コニンが張り付く。

眠たいけどガンバル~

6:00 張り込み開始

6:30 まだ出てこない

6:40

出たぞ!

あ!

白衣男が、自転車で飛び出してきた。

どこが電車通勤だ💦

全くのデタラメだった。

しかも・・・

電動自転車だ!

対象者 自転車で疾走

ちょっ、速過ぎる💦

迂闊だった。

当案件の司令塔としては大ミス。

自転車の準備をしていなかった。

探偵に先入観、固定観念があってはならないのだ。

諦めない!行けるところまで行こう

りょうかい💦

調査車両 VS 電動アシスト自転車

VS

自転車

は難しい。

自転車に合わせてゆっくりと走る訳にもいかず、抜かす訳にもいかない。

一般車の通行の邪魔にならないよう、後続車の様子を伺いながら、白衣男の自転車に少しずつ距離を詰めて尾行する。

そして、踏み切りに差し掛かかった。

男の自転車 尾行
実際の写真

遮断器が上がり、

白衣男は、またグングンと電動自転車を加速させる。

最寄り駅の高鷲駅も通過し、駅から離れるにつれて、人気の少ない住宅街へと入っていく。

道幅も狭くなり、調査車両での対応が難しくなってきた。

電動自転車に対し、車両での尾行が続く。

迂闊に追いついてしまったり、男の目に映るところで不自然な動きをとってしまうと、こちらの存在がバレてしまいかねない。

そして・・・

住宅街の一方通行に阻まれる


ついに、白衣男が一方通行(逆向き)に入ってしまった。

降りるわっ!

はい!運転代わります💦

調査車両をパートナー女探偵コニンに任せて、自らの足で猛ダッシュを試みる。

相手は電動自転車、相手にならないのは分かっている。

しかし依頼者A子さんの為にも、簡単に諦める訳にはいかない。

走る!💨

まだ走る!!💨

まだまだまだーーー!!!💨

走れ!いつもどこかで探偵マン

走れ!いつもどこかで探偵マン

しかし、張り切る力も虚しく、頑張っても頑張っても、どんどん電動自転車との距離が開いていく・・・

だめだ・・・

ついに見失ってしまった。

辺りを見渡しても、もう、どこにも白衣男の姿はない。

暗がりの住宅地

汗だくになって、途方に暮れていた中、

女探偵コニンが、一方通行を回り込んで車両で駆けつけてくれた。

しかし残念ながら、もう男の姿はない。

すまん、見失ってしまったわ。

仕方ないですよ。お疲れ様です

・・・静まり返る閑静な住宅街・・・

出直すか

あれ!?

「ちょっと待ってください、あの自転車」

「見覚えあります!!」

えっ!?

暗がりの中の自転車

お!?奴の自転車だ

でも、周りには誰もいないぞ??

と、その時・・・

ガラガラガラガラ

止まっていた自転車の前のシャッターが開き始めた。

ハリウッド映画のE.Tのワンシーンのように、

煌びやかなバックライトを浴びながら人が出てきた。

逆光の人影

おっさんや!!

思わず、小声で本音の声が漏れてしまった。

www取り敢えず隠れましょ

判明した白衣男の勤務先

白衣男の職場が判明した。

遂に割り出せた。

白衣男の職場は、中規模の工場だった。

どこが医者やねん

工場の人でしたねw

しかし、その工場を持つ会社の規模がそこそこ大きく、なかなか立派なものだ。

医者でなかったにしろ、しっかりした会社に勤めている事が分かった。

白衣男の身辺調査

白衣男の家族構成も洗い出した。

一見は、幸せそうな家族構成だ。

男の身辺調査結果
チェックポイント 家族構成 
妻 長女(大学生)長男(中学生)次女(小学生)
チェックポイント 職種 工場長

倉庫に関しては、従業員という立場ではなく、なんと工場長だったとは・・・。

白衣男の、A子さんに対する悪事を食い止める為の武器(情報)は整った。

3人の子供を育てながら、こんな卑劣な事をしてるとは、、、切ないやら悲しいやら。

ともかくこの際、一家の主だった自称外科医だったヘンタイ男。

この男自身の為にも、目を覚まさせてやらねばならない。(大きなお世話の正義感)

本当の最後の最後のXデーに向けて、最終準備を進めて行く。

メール三昧の日々を振り返る

当案件に着手して、ブラックメール作戦が始まってから、ここまでの間。

A子さんは、恐怖と疲労感のあまり、そのメール一つ一つに返信する事もままならなくなっており、
全て私(いつどこ探偵マン)に転送されてくる。

A子さんからの転送されてくるメールで白衣とやりとり、ブラックメール作戦で白衣とやりとり、ダブルでヘンタイ白衣男の相手をしないといけないので、指にメールだこが出来てしまいそうだ。

そして、いつどこ探偵マンが返信するメールを作成し、A子さんに送り返して、A子さんがそれを白衣男に送送信する・・・といった一手間が加わったメールの流通経路となっている。

>>NEXT 白衣男がA子さんに牙を向ける

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~探偵歴19年いつどこ探偵Blog~

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