裁判所の判断 – 早期釈放
対象者は留置場での取り調べが開始されたが、裁判所は勾留請求を認めず、夫は最短の48時間で釈放された。
早すぎないか!?
もう帰ってきてしまうの怖すぎるんですけど💦
すみません、裁判所がこれ以上の拘束を認めてくれませんでした。
こんなぬるけりゃ、再犯しかねないぞ!
通いになりますが、しっかりと取り調べます。
48時間で釈放され、あとは通いの取り調べ。
そして執行猶予でそのまま自由放免…か。
何のお仕置き的な仕打ちもなかったな。
これは再犯しそうな気がしてならないね💧
警察の言い分
取調べは刑罰ではないので、お仕置きを目的として行うことは出来ないんです。
それは、ごもっともなんだけどねぇ。
留置場での取り調べって、被疑者を精神的に屈服させて全てを白状させる。っていう暗黙の目的もありますよね?
そのとおりだけど、そうです!とは言えない💦
お察ししましたので、回答は結構ですよ。
何かあったらすぐに連絡ください。すぐに対処します。
覚せい剤取締法違反(再犯)
警察による取り調べが終わり、もともと身柄が自由だった対象者は在宅起訴となった。
- 在宅起訴: 被疑者を逮捕・勾留せず、在宅のまま起訴する
- 身柄起訴: 被疑者を逮捕・勾留した状態で起訴する
身柄起訴だと、裁判まで拘置所送りになるってことね?
そう。ただ、保釈が認められれば、保釈金を預けることで家には帰られるよ。
在宅起訴で裁判を待つだけになった対象者。
もちろん拘置所への移送はなく、日常生活を送りながらの自由の身である。
探偵の不安はすぐに的中した。
探偵さん、夫の様子がまたおかしいです。
私が夜勤の時にボイスレコーダーを仕掛けておいたのですが、
誰かと電話したあとに出かけて、朝まで帰ってきていません💦
裁判もまだなのに💦
自由にさせ過ぎじゃないの!?(裁判所)
とにかく再調査だ!
売人について
これまで特定していた売人は下記の2人だった。
売人1:茨木市のハイツの住人
売人2:大阪市中央区のマンションの住人
この2人は取り調べで名前が挙がっているので、何かしらの処置は受けているはず。
そして、新しい売人との接触が始まっていた。
新しい売人:兵庫県川西市のK会社
新しい覚せい剤使用場所は、自宅と、安威川ダムの建設現場近く。
自宅での使用が分かったのは、ボイスレコーダーの記録からでした。
※実際は臨時駐車場ではなく、少し下に下がった路上。
ここは、夜になると車通りが完全になくなります。
夫は再び覚醒剤を使用している疑いが強まった。
そして、そのやるせなさの怒りは、探偵よりも、依頼者さんの方が強かった。
何も変わらないじゃない!
私の覚悟はなんだったの!?💢
お気持ちは分かります💦
T警察も面目丸つぶれだ。
ただ、T警察はよく頑張ってくれてるし、問題は裁判所の判断だと思います。
依頼者さんと共に、対象者の不審な行動、新たな動きを担当刑事に報告した。
刑事は、私たちの報告にしっかりと耳を傾けてくれた。
状況の重さを把握しました。このままではいけませんね。
任意で呼び出しましょう。
対象者は素直に応じ、T警察署に来署した。


なぜ呼ばれたか分かってるな?
はい…。
尿検査に応じるか?
はい…。

尿検査の結果、覚せい剤の陽性反応が出たため、対象者は再逮捕された。
が、この再犯、再逮捕でも勾留されることなく、通いの取り調べとなった。
薬物犯罪って意外と甘いのね💧
覚せい剤取締法違反(判決)

判決
覚せい剤取締法違反(使用)の執行猶予期間中に再び覚せい剤を使用し、同法違反(使用)で起訴。
被告人を懲役2年に処し、うち8ヶ月を執行猶予2年とする。
8ヶ月を執行猶予ってどういう意味?
懲役1年2ヶ月の実刑で、残りの8ヶ月を執行猶予として刑期が短くなるってこと。
再犯したのに1年ちょっとで出てくるのかぁ…💧
しっかり勾留して厳しい取り調べを受けていたら、また結果は違ってたかもね。
でも、これで一年以上は刑務所に入ることが決まりました。
ここまで親身になっていただき、本当にありがとうございました。
刑務所生活に懲りて、しっかり改心してくれると良いですね。
夫次第。ですね!
私もずっと振り回されてきたので、この一年間で自分も見つめ直してみます。
それは大切な事だと思います。まずはゆっくりしてくださいね。
はい!ありがとうございます。
薬物依存の基礎知識
薬物依存とは、薬物の使用を繰り返すうちに、薬物への欲求が抑えられなくなり、薬物を使い続けることが止められなくなる状態を指します。
薬物依存は、精神的な依存と身体的な依存の2つに分けられます。

精神的な依存
薬物を使用することで得られる快感や高揚感を忘れられず、薬物への強い欲求が生じる状態です。
薬物を使用しないと不安やイライラを感じるようになり、日常生活に支障をきたすこともあります。
身体的な依存
薬物を長期間使用すると、身体が薬物に慣れてしまい、薬物が切れると禁断症状が現れます。
禁断症状は、吐き気、嘔吐、下痢、震え、発汗、不眠、不安、幻覚など多岐に渡り、その程度は薬物の種類や量、期間、個人の体質によって異なります。
薬物依存は、精神疾患、身体疾患、社会的な問題など、様々な問題を引き起こす原因となります。
薬物依存がもたらすもの
薬物依存は、本人だけでなく、家族や周囲の人々にも大きな影響を与えます。

本人への影響
- 健康問題: 薬物依存は、様々な健康問題を引き起こします。肝臓病、腎臓病、心臓病、精神疾患など、命に関わる病気もあります。
- 精神的な問題: 薬物依存は、うつ病、不安障害、統合失調症などの精神疾患を悪化させることがあります。また、幻覚や妄想、錯乱などの症状が現れることもあります。
- 社会的な問題: 薬物依存は、仕事や学業、人間関係に支障をきたします。また、犯罪行為に手を染めてしまうこともあります。
家族への影響
- 経済的な負担: 薬物依存者の治療費や生活費、借金などで、経済的な負担が大きくなります。
- 精神的な負担: 薬物依存者の家族は、不安、心配、絶望感、怒りなどの感情を抱え、精神的に大きな負担を抱えます。
- 家庭崩壊: 薬物依存は、家族関係を悪化させ、家庭崩壊につながることもあります。
社会への影響
薬物依存は、個人、家族、そして社会全体に深刻な影響を与えます。
- 治安悪化: 薬物依存者は、薬物を手に入れるために窃盗や強盗などの犯罪行為に及ぶことがあります。また、薬物取引は暴力団などの犯罪組織の資金源となることもあり、社会の治安を悪化させる要因となります。
- 医療費増大: 薬物依存者の治療には、多大な医療費がかかります。また、薬物依存が原因で生じる様々な疾患の治療費も加わると、さらに医療費が増大します。
- 労働力低下: 薬物依存者は、集中力や判断力が低下し、仕事ができなくなることがあります。また、薬物依存による健康問題や精神疾患により、長期的に労働から離脱することもあります。
薬物依存のまとめ

薬物依存は、個人、家族、社会全体に深刻な影響を与える問題です。薬物依存に苦しんでいる人や、周囲に薬物依存者がいる場合は、決して一人で悩まず、専門機関に相談することが大切です。
どこに相談して良いか分からない時は、コスモサポートにご相談ください。
お住まいの地域から、専門的に相談できるところをお探しします。
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